「何でそんなに入れ込んでるんだ?
ヤってるわけでもないのに。」


「何でかわからん。
だけど…同じ人間って目につくだろ。」


きっと…抱えてるもんが
同じ。


だから楽なんだよ。


アイツといると。


「同じ人間な…
ちょっとムカツク…」


「は?」


「俺のことも構えよ~」


「やっ!くっつくんじゃねーよ!」


腕に巻き付いて…女か。


「ゲイじゃないからな。」


「わかってるわ!」


何だかんだ言って、
連絡先を交換した俺。


これも…ゲームの一環


なのに…


返事を待つ俺。