亮はスッキリしたようにこっちを向き、
亮「あっ、刀ありがとね。ん、じゃあ瑠璃!
帰ろっ!」
瑠璃「え、でも葉月が……」
亮「あ?アイツのことなんてほっとけよ。
ほら、行くぞ。」
手を掴みグイグイ引っ張る。
瑠璃「ちょっ、え、」
そのまま手を引っ張られて帰った。
瑠璃「亮……」
亮「ん?なんだ?」
瑠璃「葉月と知り合いなの?なんであんな酷い
事を」
亮「関係?特にないなー。酷い?瑠璃に酷い事
をしたのはアイツ。」
瑠璃「でも……ちょっと様子見てくる!」
亮「はい。」
瑠璃「え、これは?」
亮「今日の仕事」
瑠璃「今はそれどころじゃ……」
亮「今日は量多いいよ?今から行かないと朝ま
で間に合わなくなっちゃうよ?」
瑠璃「うっ、わ、わかった。」
葉月……ごめんね。



