俺はどうしたらいいんだよ。どうしたら……


虎牙「今日は一旦帰ろっか。」

爽「そうやな。皆ー!怪我大丈夫か?
俺はコイツらの手当てしてから行くわ。」

晴「わかった。すまない。」


そんな会話を交わして、家に帰った。

でも落ち着かない。瑠璃の事が頭から離れなくて。だめだ。

仕方なく、早めに寝ることにした。


ピピピッ!!

いつも通りに目覚ましが鳴る。
それを止めてから支度をしながら鏡を見た。

はっ、なんて顔だよ。なさけねぇー。
顔は元気が無い感じで目もシワシワだ。

なんでこんなに瑠璃の事で悩んでるんだよ。


ピーンポーン


皆が来た。なんて言えばいいんだよ。

家をでたが昨日の事で皆黙ってしまう。
この嫌な沈黙。どうしても抜け出したかった。


晴「行こっか。」


その一言で皆は動き始めた。
こんな会話でもない。独り言のような感じ。

皆で登校していつも通り、屋上へ行く。
そこに待ち構えてしたのはまた沈黙。