月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】

【瑠璃side】




瑠璃「え?どういう意味?」

葉月「私なんて愛なんてどういう物なんて知ら
ないし!必要とされてないし!いつも1
人で大切な人を作っちゃダメで!

どうして……アンタばっか」


な、何が起きてるの?凄く泣きそうな声で……

葉月。貴女は今まで何を見てきたのですか?
私とは違う別の世界。



葉月「……生きてる意味を教えてよ……」


カッ!!


急に目を大きく開いた。


シュンッ!


瑠璃「う、うわっ!」

葉月「殺す。」

何がが振り下ろされた。
目の前にはいつもとは違う殺気に満ちた葉月の姿。手には刀を持っている。

どういう事?刀ってまさか葉月も……そうすれば、私がブラックって知ってた事も納得できる

でも葉月みたいな人聞いたことない。



晴「お、おい。瑠璃!大丈夫か?」

瑠璃「うん。よけたからね。」

海「葉月!何をしているんですか?」

虎牙「瑠璃を傷つけるのは許さないよ!」

爽「お前がそう言う奴だとは思わんかったわ」