月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】

【晴side】


瑠璃の着物は可愛かった。

葉月も……びっくりした。


本当に天使みたいで凄かった。



瑠璃、接客わかるかな?おしえてやんねーと。

でも……女らが_| ̄|○


───────女1「きぁー!晴様ぁ~?」

───────女2「こっちに来てぇー?」

───────女3「退きなさいよあんた達
晴様はあなた達の物じゃ
ないのよ?」


なーんて事もあった。誰の物でもないんだけど

だから、女は嫌いだ。


瑠璃を除いては。




女子「お客様ご来店でーす。」

男子「いらっしゃいませ。」



瑠璃「え?え、え。」

晴「ほら、お前もやるんだよ。」

瑠璃「……い、いらっしゃいませ。」


あー照れてる瑠璃も可愛いなぁ。


瑠璃「あー!そう言ってる晴は言ってないじゃ
ん!」

晴「俺はいいの!特別だから。」

瑠璃「は?意味わかんない。」


あきれた表情で行ってしまった。
早速やってしまった_| ̄|○



女子「瑠璃ちゃん。指名はいったよ!」

瑠璃「へ?指名?」

女子「ほ、ほら行ってきて!」



瑠璃「へ?……お、お待たせしました。」

男1「へぇ~。可愛い子じゃーん。」

男2「彼氏っているのー?」


瑠璃「は?い。いませんけど。」

男1「なら、俺とつき合ってよー。」

瑠璃「いや、いいです。」

男1「そんなこと言わないでさ。」

瑠璃「本当に大丈夫です。」


男2「ほら。じゃあ接客してよ?色々サービス
してね?」

瑠璃「えーと、それは……」

男1「それとも俺達が教えてあげようか?」

男2「ベットの上でのテクを……」

瑠璃「え。遠慮しときます!」



パシッ!!

腕をつかんだ。


瑠璃「は、話して……」

男1「やーだね。」