インターホンを押そうとしたが、背が届かなくて押せなかった。
ドアノブに背伸びしてひねった。
「あっ、開いちゃった。」
玄関の先にはすぐに瑠璃の部屋と書いてあるプレートがあった。
「はいっちゃっていいよね?」
コンコン
「瑠璃ちゃんあーそーぼー」
『え、??ちゃん!?どうしてここに』
「遅いから迎えに来ちゃった。」
『そう……なんだ。』
なんだ?いつもよりも元気がない?
『「きゃはははは!」』
『 「きゃはははは!」』
2人が公園で花冠を作ったりして泥だらけになって遊んでいた。
2人の笑顔はそれはとても…とても美しいものだった。



