『あっれー?まだコイツ生きてやがる。』
『しぶとい奴め。流石に死ぬと思ったのに』
2人の男の声。誰だコイツ。
虎牙「……この声って……(ボソッ)」
爽「え?今なんて?」
虎牙「え?いや、何でもない。」
爽「知ってるのか?」
虎牙「まさかー。知らないよー。」
爽「知ってんのかって聞いてんだよ(殺気)」
虎牙「ビクッ……し、知らないよ。」
爽「きちんと俺の目を見て言えよ。」
虎牙「……」
『コイツ誰かに電話してね?』
『は?そんな訳……って本当だ。』
『まぁ、変わんねぇーだろ。どうせ1時間もす
ればコイツは死ぬかんなー。』
『クククッそうだな。まぁー葉月さんよー。せいぜ
いがんばりなぁ。』
『ドカッ』
葉月『う゛ カハァ ゲホゴホ』
爽「は、葉月!?大丈夫か!?」
葉月『……バタン』
何かが倒れた音。は、葉月!?
爽「おぃ!?大丈夫かよ!しっかりして!」
葉月「……」



