翼「ん、でもその前に……」


ニタニタとこちらを見る。


翼「相手して上げなくちゃねー」

葉月「やめろ!」

爽「神とも言われるような御方が!なんでそん
なことを……」

翼「神だなんてそっちが勝手に呼んでいるだけ
でしょ?」


瑠璃「でも私達3人が揃えば。」

琉稀「かなわない敵はいない!」

爽「やってやろーじゃねーか。」



葉月「……」



葉月は黙ってみてくる。




瑠璃「クスクス」


……っ!?
な、どうしたんだよ!?



翼「何が可笑しい?」

瑠璃「だってぇ〜」



片手にはケータイが開かれている。



瑠璃「ねぇ?聞いてた?……亮?」

翼「な?亮だと!?」



『もーしもーし!翼さーん?』

翼「お前がどうして……」

『何勝手に俺の物に手をだそうとしてんの?』

翼「そ、それは……」

『覚悟はできてる?』

翼「す、すみませんでした!!」