月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】

画面が開きっぱの私のケータイを見てみる。

……っ!?
画面にはあの不在着信の番号が。

誰だか分かんない奴と話して倒れた?
意味わかんないんだけど。

それに爽はそんじょそこらの事で倒れないし。
んー、これは爽を起こすしかないかー。

無意識に顔がニヤつく。



瑠璃「葉月?」



呼ばれるが無視して爽の元へと行く。
皆が不思議そうに見てる。



葉月「爽?起きてー。」



思いっきり揺さぶる。



瑠璃「そんな事したら可愛そうだよ。」

葉月「じゃあ知らないよー?( ̄▽ ̄)ニヤリッ」