1回目も2回目も、協力しないと勝てないゲームを持ってきた犯人ならば、攻略法が出来てしまったゲームは変更して当然なのだ。



この先に誰かが居る。

犯人じゃない誰かが。



そう思い、気を張り巡らせて登っていく修二の重さで揺れる梯子が、キィ…、キィ…と小さな音をたてた。