「あ、手当てありがとう」


「ん。」




ふと時計を見ると時刻は18時30分をさしていた。



「遅くなっちゃったね…。…っあ、部活!!!!!! 私、残りのを済ませてから帰るから、三宅くんは部活に戻って? じゃあ、行こうか」



そして立って保険室の扉を開けー…

バタン。






…???




目の前には再び閉まった…いや、三宅くんの手により閉められた扉があった。




え、何が起こったの?







「話が…ある」









「…え?」