「あいつめ…………」


「そんな怒るなって………」


詩織は困ったような呆れたような顔で慰めてくる。



「ほら、早く食べないと昼休み終わっちゃうよ?」




詩織は時計を指差す。確かにあと少しで終わってしまう。




私は急いで食べて、自分の席に戻った。




























「…………………アイツ、面白ぇな」



時雨の目線に気づかないで。