2人のヒミツは××っ!?

「おはよう。遅刻ギリギリだったね。」


「おはよう!ほんとだよねー!めっちゃ
 危なかったぁー!」


この子は長野詩織(ナガノ シオリ)。
背が高くてすっごい美人。
というか女の子なのにすごい男前。


惚れちゃいそうだぜ!


「別に惚れても良いけど?」


顔を覗き込むようにしてそう言う詩織。


やめて!そのカッコイイ顔やめて!
本当に惚れちゃいそうだから!
あ、でも百合じゃ無いからね?本当だよ?


「てかなんで私の思った事分かったの?」


「口に出てた」


「あっ、そうですか…」


またかよこのやろう。くそう。
あ、そうだ詩織に朝あった事聞いて
もらおう!


「てか詩織聞いてよー!」


「ん?何かあったの?私で良ければ
 いくらでも聞くよ?」


とりあえず、朝あった事を全部話した。





    ✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽

「………で、遅れそうになったんだよね」


「ぶつかる前から遅れそうだったじゃん
 かよ…そいつのせいじゃないじゃん。」


うっ。ごもっともです。


「てかその人このクラスに居たりしない  の?」


詩織はそう言いながら辺りを見渡す。
私もつられて見渡してみる。


「………あれ?」


あの人の顔、どっかで見たような………
あ!あの朝あった人だ!


「い、居たよ!間違いない!」


「え?どこ?」


「えっとね、ドアのそばにいる人!」



私はドアの辺りにいたあの人を指差す。
間違いない。絶対あいつだ。





この時、あの人が私の今までの中で一番
の秘密に大きく関わる人だとはまだ私は
知らない。