「晴都くん、この先輩と知り合いなの?」 花果ちゃんが、不思議そうに尋ねた。 「あぁ、実は同じ電車でいつも話している人なんだ。 あ、そーだ! ひまり先輩、報告します!」 待って――― 頭の中に、今朝の黒ずんだ雲の景色が描写される。 「俺、さっき花果に告白してきたんですけど、なんとOKでした!」 聞きたくない―――