私と花果ちゃんの声がかぶり、そして思い出す。

点と線がつながったような感覚に、心臓がドクンと音を立てた。



「あれ、ひまり先輩?

どうしたんですかこんなところで」



「あ、いや、職員室に行こうとしてたんだけど、花果ちゃんとぶつかっちゃってね」




“辻原 花果”



晴都くんに好きな人を聞いたとき、確かにこの名前を言っていた。


晴都くんの好きな人。
そして今日告白すると言っていた人。


その子が、今目の前にいる女の子で。