「ここは学校じゃないからな、今は春兄に戻っていいか?」 「え?」 優しい声に、噤んだ口はあっけなく開いた。 春兄を見ると、目に悲しみを宿した表情で私を見ていた。 「このこと、笑美さんと隆さんに連絡したんだ」 私の両親・・・。 私は目を見開く。 「知らせた方がいいと思って・・・」 「・・・あ」 喉がカラカラに乾いて言葉がうまく紡げない。 聞きたくない。 それ以上。 だって、答えは・・・・。 「ごめん、結芽」 全てその言葉に詰まってた。