蒼「確かにぃ~、最近また五月蝿くったよねぇ。
『生徒会ファンクラブ』」

最近、やっと落ち着いて来たかと思ったんだけどねぇ。

理由は、何となく分かるけどさぁ。

南「だって~、【凰獣】に姫が出来ちゃったから女子からの人気が落ちてきてんだもんね~。」

そう、凰獣のファンクラブの人間が生徒会のファンクラブに入ってきているのだ。

南「めんどくさいなぁ~。凰獣も神崎明日香も」

あーぁ、最後口調変わってしまったし、

蒼「アハハハ~、珍しいなぁ。南が本気になってるの~、」

(でも、その方が面白いかぁ~。)

やっぱり気づくよなぁ、だから嫌なんだよ蒼は、

どんな繊細なことにも気づいちゃうから

でも、蒼の思い通りになるのがもっと嫌だ。

いや、違うか...、ただの道具になりたくないだけ..

何より俺が蒼のことが好きだってことが一番嫌い

蒼「でも、今頃さぁ、臨が凰獣達に近づいると思うよぉ~」

南「やっとぉ~。」

でも、その前に....

南「蒼、足見せて」