叶わない恋-男目線-



疑問しか浮かばない。



だから僕は聞きにいくんだ。





『長谷部さん。』


康介「ん?どうした?」


『場所を移動しましょう』




ダメだとわかってる。

でも止まらなかった。




『お久しぶりですね

康介さん』




康介「は?」



『飯塚高校バスケットボール部。

OBとしてきてた貴方と何度もお会い

しました。』




少し顔を歪める彼。

まだあの記憶を思い出していないのか。



『沙織さんはマネージャー。

ある日惹かれあった

あなたと沙織さんはいつからか

付き合い始めた。


幸せそうな彼女が大好きで

諦めたのに…2人は事故にあった。

記憶を無くした2人はその後

会うことはないまま…


なのにあなたはまた現れた!!!』






康介「思い…出した…」




『奥さんいるですよね?

なら沙織さんと関わらないでください

これ以上を苦しめないで…』




男としてほんとに情けない。

だけど…

彼女を思うと涙がとまらないんだ…。