ついていった先は特別寮...らしい。

何なんだこの豪華さは‼

おにぃのやつまた無駄使いをしたんだなぁ‼

輝かしい一見ホテルのようなこの建物は寮なのか...。

呆然と立ち尽くす僕ら。
先輩たちは先に入ったのか、前には誰もいない。

「おーい。こっちだよ~」
先輩が手を振って一番手前の部屋から覗いていた。


その部屋にはいると、まさに宮殿。お姫様やそんな感じの物語から引っ越してきたのかってくらい豪華。

「こっちこっち~」
金髪さんが普通の女の子を倒すくらいのスマイルをこちらに向けている。

「っかっけー///」
金髪さん、あんた男も虜にしてるけど?!

何かすごい人...