「お!起きたのか!」

と少年は僕に駆け寄ってきた。

「う、うん」

返す言葉が分からなかったので
とりあえずそう言ってみた、

いや、聞きたいことは山ほどある。



「お兄さん、質問いい?」


「お、おう!」
と笑顔でそう言ってくれた。



んー…
まずは何から聞こう。


「お兄さんは誰だい?」
と聞いた。
まずは、名前が知りたいからね!


「あ、自己紹介がまだだったな!
 俺はこの国に住んでる、
 カイっていうんだ。」

とカイという少年は言った。


「カイ君…?」

「おう!」

カイ君はとってもフレンドリーな人って事が会話してるとすぐに分かったb

┌──────────┐
│僕が初めて知った事②│       
│  〜カイ君〜   │      
└──────────┘


「それで、君は何て言うんだ?」
 
次は、カイ君が僕に質問してきた。


「僕は!!」

……

あれ、僕は誰?
誰だっけええええええええええ…!!?


「僕、何にも覚えてないや…」


カイ君がビックリした顔でこちらを見てきたので、僕は苦笑いで返した。