【短編】森田当麻の奇妙な休日



「あ、すみません。じゃあ、私は失礼しますね。社長の優雅な休日を邪魔しちゃってすみません」

そう言って帰ろうとすると、腕をつかまれた。

当麻が「だから!」と言いにくそうに、視線を泳がせている。

「……社長?」

どうかしたのだろうか。

優衣が首を傾げると、当麻は半券を突きつけた。

「さっさとしろって言ってるだろ。俺は早く食べたいんだ」

「それさっきも聞きました。……だから、帰ろうと……」

「お前、バカだな。」

「は!?」

今のどの発言に「バカ」の要素があったんだ!