それから数週間後。

「天空の世界」と名付けられたこの世界は、平和が続いていた。


…しかし。


ーーードタドタドタドタッ…


バンッ!!

急に私の部屋のドアが開き、1人のメイドが入ってきた。

『ハンム様、大変です!!』

『何事だ。』

私が尋ねると、そのメイドは顔を真っ青に
してこう言った…。

『姫様がっ…、メイ様が!






ッ…元暗黒の民に刺され、虫の息で
ございます!!!』