天然姫と運命の翼

急いで扉を開け、闇の中に足を踏み入れる。

明かりなんて何処にもないけれど、
何故かメイ様のいる場所が分かった。

『メイ様ッ…!!』

ポツリと現れた1つの光。

あれはきっと、メイ様の光。

その光に導かれるように、私は歩いた。

そしてその光に触れたときーーー





ざぁぁぁぁっ………!

目の前が急に明るくなる。

目を細めながら周りを見渡すと…


『ッ…!メイ様!!』



そこには、倒れているメイ様がいた。