天然姫と運命の翼


「ここですね。」


あれから5分ほど歩き、着いたのは…


地下ぁぁぁぁ!?

「…え?ハンム様って、地下に
住んでるの!?」

「はい、でないといつ暴れだすか
分かりませんからね。」

……どんな暴君なの。

「エドワード…。帰っていい?」

「えぇ!?だ、ダメですよ!!」

だって…そんな人に会ったら殺されちゃう。

正直怖いし。

逃げようとする私の腕を掴み、アウゼは
早くしろと促す。

その言葉にエドワードは頷き、扉が
開かれた…。