「楓様、昼食が済んだら出掛けましょう! お連れしたいところがあります!」 お連れしたいところ? 「……おい、エドワード。まさか…?」 アウゼが意味ありげに質問する。 エドワードは満面の笑みでこう答えた。 「はい!ハンム様の所でございます!」 ハンム…? 「ハンム様……って?誰?」 聞いたことのない名前だったから、 エドワードに聞いてみた。 でも、エドワードは 「会ってからのお楽しみですよ。」 と、彼らしからぬ不適な笑みを浮かべる だけだった。