あれから数日が過ぎ、私たちの距離も
大分縮まった今日この頃。

いつものように大広間で食事をしていた。

「でも、不思議ですよねぇー。」

いつからか一緒に食事するようになった
エドワードは、話し出した。

「楓様の言葉には、何か安心感があるん
ですよねぇー…。なんだか、信じられる
というか、心が救われるというか…。」

「えー?そんなわけないでしょ。」

私の言葉に安心感なんてない。

思ったことを言ってるだけだもん。

「まさか、姫の力が覚醒したとかー?」

冗談混じりに言ってみた……

んだけど。

「そうかもしれません!!」

エドワードがフォークに昼食のパスタを
絡ませながら立ち上がった。