天然姫と運命の翼


あんなに冷たかったアウゼさんが、
私が来るのを楽しみにしてたなんて…。

何だか信じられない。

「と、いうことですので、ぜひ
話し掛けてみてはどうでしょう。」

楽しみにしててくれたんだから、
無視するのは失礼だよね。

「…はい、やってみます。」

エドワードはにっこりと笑った。

「それでこそ、楓様です。」