く、苦しい…。
「ルイス様!おやめください!
楓様が窒息してしまいます!」
「え?あぁ!ごめんごめん!」
エドワードに注意され、慌てた様子で
離れる、「るいすさま」。
「ごめんね、姫君が見つかったって
言うからさ~」
笑いながら謝ってくるのはとてつもなく
美形な少年。
「いえ、大丈夫ですよ。」
「だよね、僕に抱きしめられて
嬉しくないわけないよね!」
・・・ん?
なんだろう、さっきの一言は。
「あ、でも、僕を好きになっても
僕が一番好きなのは僕だから、
僕を好きな人は僕の次に好きだけど、
分かってくれるよね!!」
…………………………なにこの人。
変態な上に、変人ナルシストなの…!?