エドワードの話によると、昔、天空の世界は2つに別れていたらしい。
1つは光の世界、もう1つは暗黒の世界。
2つの世界は争いが絶えなかった。
勝っていたのは暗黒の世界。
光はどうしても闇に消されてしまい、
勝てないからだ。
光の世界が滅亡の危機に陥り、民の心は
絶望に支配されていた。
そんな時現れたのが、「光の姫君」。
彼女は大いなる希望で国を照らし、争いを鎮めて2つの世界を1つにまとめ
「天空の世界」と名付け、羽を与えた。
しかし喜びもつかの間、姫は生き残った
暗黒の民によって殺されたのだ。
世界中が悲しみに包まれ、再び絶望に
染まった。
そんな中、人々を支えたのが「姫の予言」
『いつしか私より強い光と力を持つ姫が
現れ、乱れた世界を救うでしょう。
しかし、そのためには彼女自身が
強くなければいけない。
強い心をもち、いかなる困難にも負けぬ
希望を、民に、愛するものに与えなくては
いけないーーー』
そんな言葉を残して、姫は亡くなった。


