天然姫と運命の翼



げげげげっ!?

「ア、アウゼさん……?」

そこにはあの性悪王子、アウゼさんが
不機嫌そうに座っていた。

どういうことだとアウゼさんはエドワードを睨むけれど、本人は「さぁ?」なんて
言っている。

仕方なく席につき、朝食をとる。

だけど性悪王子の視線が気になって食事
どころじゃない…。

場を明るくしようにも、昨日のようなことを言われるのは目に見えているから
話し掛けられない。

こんな重い空気で食事とか…。

今日は最悪の日だ!!