次の日。

いつもより早起きした私は、
少しワクワクしながらエドワードを
待っていた。

「姫って、何なんだろう…」

そう呟いた直後、ガチャッと扉を開けて
エドワードが入ってきた。

「おはようございます、楓様。
よく眠れましたか?」

「おはよう、エドワード。お陰様で、
ぐっすり眠れたよ!」

「それは良かったです。
ところで、昨日の話の事なんですが、
朝食後でよろしいですか?」

「うん、全然構わないよ」

お腹減ったからむしろそうして欲しかったしね!

「では、ご案内致します。」

エドワードについていくと…。

「おい、エドワード。なぜそのバカ女が
ここにいるのだ?」