遠ざかる背中に声をかける。

「行こ、アウゼ!急がないと、エドワード
が弱っちゃう!」

アウゼは何か考えていたらしかったけれど、「エドワード」というフレーズを
耳にした途端、「そうだな。」と言って
足を進めた。