どうやら、人間界から女が来たらしい。

どんな女なのか気になる。

あの頃と変わっていなければいいが…。

そんなことを考えていると。

コンコンッ

『アウゼ様。エドワードです。
楓様をお連れしました。』

楓……。

『失礼します』

扉を開けて入って来たのは、俺の執事
エドワードと…、絶世の美女。

陶器のような透き通った肌、大きすぎる目、他のパーツは全て小さく、愛らしい。

身長は…150cm位か?小さいな。
艶やかな長い黒髪が揺れている。

見たところほぼスッピンだろう。
素材が良すぎるぞ、こいつ。

「エドワード、そいつが例の女か?」

「はい、楓様です。」

「かえで…」