天然姫と運命の翼



『ありがとう、楓』

男の人の低い声が、頭の中に響く。

あなたは、誰…?

『迷惑なんだよ。』

そんな冷たい声、しないで…?

『お前は、俺が必ず守る…。』

私も…私も、あなたを必ず守るから…




アウゼ……。