「姫だ!!」

「予言の姫君だーーーー!」

「向こうから出てきたぞーー!!」

……え?

目の前には、武器を持った群衆。

中には旗があって、それはマグナリンドの
国旗にバツがついている旗だった。

『反乱軍が攻めてきてーーー』

アウゼの言葉が頭に響く。

ま、まさか…?

「ついに、われら反乱軍に運がまわって
きたぞーーーー!!!!」

「おおぉぉぉぉーー!!」

(こ、これはヤバイかも…!?)