「…あ、そういえば、もう一人、寝てた人いたわ…」

「え?」


―美桜里の視線の先にいたのは…


「昴?」


机に突っ伏して寝ている、昴だった。



沢村昴。整った顔立ちをしてて、カッコいい男。



―――私の、彼氏。



二年前から付き合ってるんだ……///



カッコいい、頭いい、スポーツ万能……。


一見、完璧な彼氏。



………ただ、欠点がある。


それは………