うとうとしてたら、いつの間にか授業は終わっていた。


「ゆーりっ!」

「あ、美桜里…」


私に微笑みかける美少女、橋口美桜里。

明るくて元気な性格に、整った顔立ち。

性格は……、恐いところがあるけど、私の自慢の心友なんだ!



「ユリったら、寝かけてたでしょ?見てたんだよ!ほんっと、成績いい人は余裕よねぇ~…」


「あはは。だって、眠いじゃん…」

「そうだけど!あたしは余裕ないんだよ!成績悪いから!」


「…それは、自業自得、だよね?」


「うっ…」