「私ぽぽにひどいこと言った
先生が好きなのに…その気持ちは一番私が分かるのに…
本当にごめんね?もっと早く謝りたかったけど
なんか恥ずかしくて…」
そう言うふうちゃんの声は震えているように聞こえる
いいよ
私もふうちゃんの気持ちわかるから
私はギュッと力強く抱きしめてくれているふうちゃんを力強く抱きしめ返す
「ふうちゃんと仲直りできて嬉しい♪
許してくれて…謝ってくれてありがとう♪」
でもね、私はもっとひどいことふうちゃんにしてる…
言いたくない
せっかく仲直りしたのに言いたくないけど…
言わなくちゃダメだよね…
「ふうちゃん」
私はふうちゃんを自分から離し
しっかり目を見て話す
怖いなぁ…
ふうちゃん、本当にこんな友達でごめんね…
「私…ナツメ先輩と付き合うことになっちゃったの…
4ヶ月前に…」
言っちゃった…言っちゃったよ〜…
私は恐る恐るふうちゃんの顔を見る



