「み、湊くんっ!」
恥ずかしくて下を向きながらだけど頑張って
ミナくん先生の名前を呼ぶと
驚いた顔をした先生が視界の端で見えた
「あははっ!重なったわ〜」
「重なった…ですか?」
もしかしてみつばさんかな?
確かみつばさんも湊くん呼びだったはず
「でもしっかりたんぽぽから呼ばれたんだな
すっごい嬉しいっ!」
そう言って無邪気に笑った先生の笑顔は
すごく輝いていて
眩しく感じた
「湊…くん…」
やっぱり恥ずかしい
そう、下を向きそうになったとき
急に唇に柔らかい感触が触れた
「っ!?」
そう、突然先生からキスされたんだ
とろけそうになるくらい優しいキス
修学旅行ぶりです…
「本当にたんぽぽと話せないとか辛いし
だからこれから話さなくてもいいように充電させてもらうからねー」
すこし意地悪く笑った後
また優しいキスをする
それがだんだんと深いものに変わっていく
私も話さなくていいようにいっぱい充電しよう
こうしてキスしている間にも
大好きがどんどん積もっていく
降り止まない雪のように真っ白に私の中に積もっていくんだ



