それから1時間程経ち
突然テルくんが立ち上がった
「そろそろ帰るか〜!暗くなってきたしな!」
その言葉にみんながよいしょっと立ち上がる
「じゃあ俺、愛美送ってくから」
「ばいばいみんな〜♪」
言うが早いか愛美ちゃんと内山くんはすっかり暗くなった道に消えていった
この流れは…
きっとテルくんも送っていくよね!
送っていかないとか言わせないからねッ!
そんな気持ちを込めてテルくんを見つめていると、テルくんがニカッと笑う
「ぽぽが目で訴えてきたから
俺も水森送ってく!じゃ、明日な!」
「今日はありがとう♪」
そうしてテルくんとみもりんも暗くなった道に消えていった
残された私とふうちゃんとミナくん先生
ふうちゃんと帰った後で四葉さんのお店に行こうかな…
「じゃ、私も帰るね
ミナくん、ぽぽをよろしく!」
「えっ!?ふうちゃん?!」
ふうちゃん一人で帰るなんて危ない
そう思って引き止めたけど
ふうちゃんは私の手を取ると微笑んだ
「ミナくんとなにか約束してるでしょ?
いつも話せないんだからゆっくり二人で話しなよ?
私は親の迎え呼ぶから」
「ふうちゃん…ありがとう…」
そこまで気付いてくれてたなんて…
本当に優しくて気が利いて素敵な友達
私がふうちゃんにお礼を言うと
ふうちゃんは電話をかけながら行ってしまった
二人きりになって少しの沈黙…



