「じゃあ、お前たちも早く帰りなよー」
スケッチブックを取ると、すぐにミナくん先生は美術準備室から出て行こうとする
ミナくん先生の考えている事はなに??
こんな噂が立てられるなら関わらなければよかった?
そう、思ってるのかな??
「ちょっとミナくん!!
ぽぽに対して何か言うことはないの!?」
出て行こうとするミナくん先生の背中にふうちゃんがそう言うと
先生は振り向いて少しだけ微笑んだ
「早く帰った方がいい
じゃあ、さようなら」
そして、今度こそ出ていってしまった
さようなら…
なんだかもう関わるな
みたいに言われた気分になった
「ぽぽ…」
「だ、大丈夫っ!
私…全然大丈夫だからさっ!」
心配するふうちゃんに笑ってみせた
どうしてかこんな時の作り笑いはすごく上手くできるの
「さぁ、帰ろうふうちゃん」
「う、うん…」
大丈夫
きっと、明日は来てくれる
そしてこの噂を消すんだ
どうにかして…



