タンポポの約束。





「潰すなんてダメですよ…
な、なんとかして…二人を止めなくちゃ…」











やばい…熱上がったかな?


すごくしんどい…
けど…二人を止めなくちゃ…




私は重たい体を起こして
二人の側に立つ











「二人とも喧嘩はダメだよ…
せっかくの楽しい修学旅行…楽しまなくちゃ…」











ただでさえ私のせいで慌ただしくなっているのに
こんなにいがみ合ってたら絶対楽しくないもん











「先生とのことは…内緒にしてください…
ふうちゃんももう怒らないで…」











私はそう言って愛美ちゃんに頭を下げる





先生に迷惑かけたくない

ただその一心で…






すると、愛美ちゃんはムッとして私の頬を叩いた





パチンっ



と、小気味いい音が響く











「あんたなんか嫌いだもん!
噂流してやるんだからねっ!!」











そんな……

私がただ呆然としていると
テルくんが前に出て愛美ちゃんの胸ぐらを掴んだっ…











「てめー、ぽぽは今熱あんだぞ!!
少しは考えろよ!!」





「知らないよそんなの!!」











どうしよう…



どうしたらみんな笑顔になれる??











「こうやってみんなに守られてるたんぽぽちゃんはいいよね
少し可愛いとそうやってかばってもらえて
それにミナくんまで…」











愛美ちゃんがそう言うとテルくんの目の色が変わった





やばいっ…叩いちゃうっ!!











「テルくんやめて!!」