「ふざけんなぼけ!!
俺は絶対負けないからな!!」
先生を睨みつけてテルくんはそう怒った
なんでそんなに怒るんだろう??
「頑張れ雨宮〜
あと、女子のところに来たらダメだからな〜」
先生はテルくんの睨みなんて気にもせず
それだけ言うと風のように立ち去った
あれ、ミナくん先生じゃなかったら
注意どころじゃなかったよね…
間違いなく呼び出しは食らってたよね…
「なぁぽぽ
あいつのどこが好きなんだ?」
私も先生に続いて戻ろうとすると
テルくんはそう聞いてきた
どこが好き…かぁ…
「生徒思いで、優しくて
弱いところもあるけど、強くなろうとしてて…
そんな先生が好き…」
別に先生に言ってるわけじゃないのに
すごく恥ずかしくなる
「顔で選んだんじゃないならいい
じゃ、戻ろーぜ!」
「う、うんっ!」
顔なわけないよ…
あんなに綺麗な心をもってる大人を初めて見たの
それに惹かれたのかな?
そんなことを考えながらテルくんとそれぞれの部屋に戻った



