タンポポの約束。





そして放課後




私は怒られるのに覚悟を決めて
美術準備室のドアを開けた











「失礼しま〜す…」





「おーいらっしゃい」











私を見てにっこり笑ってくれる先生が好き






いつからかな?
私が来ると先生はスケッチブックを見なくなったんだ





その理由が何なのか分からないけど
その代わりに居づらい程私を見つめてくるからなんとも恥ずかしい…











「はい、テスト結果を聞きましょう」





「え、えっと〜…」











私が悲惨な点数を1つ1つ先生に伝えると
先生の顔は苦虫を噛み潰したような顔になった











「……はぁ…
俺の教え方が悪いのか?」











少し落ち込んでいるようにも見える先生は私の回答を見ていく





怒られなかった?
まだ気は抜けないよね







私の回答に目を通した後、無言で私を見つめてきた先生











「内容は理解してるな
書いてるやつはほとんど正解だ」











そうなの…
先生から教えてもらったのは出来て解けるんだけど…




どうしても時間が足りないんだ…











「もー留年しそうだなー」





「そ、そんなっ…」











ついに先生からも見放される!?



そんな危機感を感じて先生の顔を見ると
意外にも優しい顔をしていた