【湊side】
遡ること10分程
鉄棒につくなり雨宮は俺に言ってきた
「お前さ、たんぽぽのこと好きだろ?」
そりゃもう、単刀直入に
遠慮なんて微塵もなしに
神凪のことはそりゃ気になってた
みつばに似ている
と、最初は気にしたけど
その感情がみつばへの気持ちと似ていることに気づいたあの日から
俺は神凪をずっと見てきたんだ
そして気づいたさ、好きだって
みつば以外を好きになったのは初めてで
最初は抵抗とか戸惑い、生徒なんて恋愛対象外と思っていたし、みつばへの罪悪感みたいなのもあったけど
幸せになっていいと、そう書いてある手紙を思い出して吹っ切れた
俺からしたら立場とかもう正直どうでもいい
なんとしてでも奪いたいとは思っているけど
なにせ相手が八代となると厄介だった
そんな時、まさかこんなアホっぽい雨宮にバレルとはな〜
こいつも神凪のことが好きなのは見てわかる
なんで本人が気付かないか不思議なくらいに
「好きだって言ったらどうなる?」
「そんなの聞いてねー!
yesかnoでこたえろ!」
威勢がいいこと
んま、こいつになら言ってもいいかな?
本当はダメなんだろうけど
「好きだよ
yesですよ〜」



