家に帰りついた時には息切れでゼーゼー…
「あら?どうしたのそんなに急いで」
お母さんはびっくりして私を見る
そりゃそうだよね、私いつもノターノターってゆったり帰ってくるから
「ちょっとね♪」
「そう?」
私もなかなかとろいけど
お母さんもかなりのとろさだと思う
母親譲りなのかな…
そんなことはさておき!!
私は急いで自分の部屋にかけのぼり
息を整える
「き、緊張する…」
もし電話番号かわってたら?
それは悲しいけど…
でも電話かけて怒られないかな?
不審に思われないかな?
そんなネガティブ感情が渦巻く
ダメダメっ!
うじうじしてても始まらないっ!
だってこれは、報告だもんっ!
そう!報告!
よし、かけよう…
私はドキドキしながら番号をうち、
耳にそっと当てる
わー…緊張する〜…



