「わかった、話してみる
それでも許せなかった時は殴るかもしれねーけどな」





「は、はいっ♪」











殴るのは良くないけど…
まぁ大丈夫だと信じてる♪





私が帰ろうとすると、四葉さんから手を掴まれた











「芽命が姉ちゃんの心友だったのは聞かされてるか?」





「えっ!?」











聞かされてないですっ!



私が芽命さんをみると、少し微笑む



だからあんなに悲しそうだったんだ…











「んで?
いつ、どこに行けばあいつと話し合いできるの?」





「………………」











決めてなかった…



いつにしよう…
えっと…先生には後で伝えたらいいかな?











「明後日日曜日の4時に〇〇公園に…」





「わかった
あいつに直ぐに教えなくていいのか?」





「教えた方がいいですよね…」











1回学校に行って知らせようかな…
なんて考えていると、四葉さんが携帯の画面を私に見せてきた











「手嶋の携帯番号
あいつのことだから変えてないと思うから、かけてみるだけかけてみなよ
あいつのこと好きなんだろ?」





「っ…」











なんて優しい人なんだろう…


自分のあんまり好いていない人のことを好きな私にも優しくしてくれて…






私はノートに携帯番号を書き写した











「帰ってからかけてみます!
ありがとうございました♪」





「おう、明後日な〜」











そして私は四葉さんのお店を出た





急いで帰って先生に電話しよう♪