腕には無数のあざ。こいつ、いじめられてんのか? だから倉庫に来いと言ったんだ。でもこれは半分嘘で半分ホント。 怪我をしていて心配もあったけど、ホントはただこいつを知りたかったんだ。 半ば強引に倉庫に連れてった。暴走族ということで戸惑っていたが、諦めたように中に入った。 でもそこで俺の仲間が地雷を踏んだんだ。そいつは白牙の元姫だって言って。 朝陽もキレたらしく威圧のある声を出していた。俺は朝陽が仲間を説得してるうちに2階へ連れてった。 仲間は朝陽を信頼してるし、大丈夫だろう。