「僕は一条遥!幹部だよ!よろしくねー!」 「俺は五十嵐直哉!よろしくな!」 なんだこの無駄にテンションの高い人たちは。絶対に疲れるでしょ。 「よろしく…で、戦う仲間ってどういうこと??」 「そのまんまだけど?」 よく分からなくて聞いたけど、そのまんまって、どういうことなんだろう。 戦う?この私が? 今まで逃げていた私にそんなことできるの? 様々な思考が脳内を巡る。どんなに、考えても、どっかで怖がっている自分がいて。 「でも私は喧嘩とかわからないし…」