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私達はこの先、何が待っているのだろうか。
暴走族なんて、世間には嫌われる存在。そんなの、私達だって分かってる。
それでも、ここにいる理由は。
他の何にもないものだから。
苦しい事の方が多いかもしれない。
人を蹴落として、自分の為ならなんでも有りなこの世界。
この世界のなかで、正しく生きるって難しい。
けれど、それを見つければこんなにも笑顔になれる。
たくさんの闇を抱えた人が沢山いるけれど。誰も見捨てることなんてなく、一つずつ皆で解いてゆく…
そんな、王龍が大好きなの。
ふんわりと風が頬を掠める。今度は自分で涙を拭った。
ねぇ、ちゃんと気づいているんだよ。
一番に見つけてくれるのはいつも貴方で。
一番に愛してくれるのも貴方。
なんでも、すぐに気付いてくれて。
いつも、傍に居てくれた。
闇に染まった私を助けてくれたのはあなたでした…。
end

